石川県勤労者山岳連盟では、今年度も清掃登山を行ないます。
一般の方々の参加も募集しています。
チャムラン山の会は10月18日(日)に赤兎山で行いますが、
その他ご都合のつく日があれば、ぜひご参加ください。
いつも歩かせてもらっているお山に
心ばかりの恩返しの意味を込めて歩くのもいいですよ。
2015年10月1日木曜日
2015年9月24日木曜日
北アルプス大縦走・折立~雲の平~裏銀座~鹿島槍(個人山行)
期 間:平成27年9月19日(土)~23日(水・祝)
参加者:KSN(単独)
形 態:小屋泊(自炊)
(初日)
明日から黒部五郎を周回するNGCさんの車に同乗し、早朝金沢を発つ。道中は、ずっと雨。時折、雨脚が激しくなり、気が滅入る。6時過ぎ、有峰林道入口着。ゲート手前からすでに渋滞中。ようやく、料金所を抜けても、工事箇所の交互通行でさらに大渋滞。予定より大幅に遅れ、8時前に折立口着。何とか第2駐車場に車をとめ、身支度。雨脚は、かなり弱まり、出遅れも怪我の功名と前向きに捉える。
雨にもかかわらず、登山口には多数のパーティ。今日の行程は長い。トイレ渋滞の列をかわし、そそくさと登り始める。急登を登り切った頃には、雨もほぼ上がり、雨具をしまう。12時15分、太郎平着。少々肌寒く、温かい飲物をつくり、身体を暖める。
12時45分、太郎小屋発。以降は、ひたすら下降。少々もったいない気も湧き起こるが、雲は晴れ、青空がのぞき、気分は悪くない。すでに紅葉が始まっており、美しさに何度も立ちどまる。14時45分、薬師沢小屋着。かなりの登山者で混雑しているが、雲の平まで向かう登山者は、我々のみ。ここからが、今日の正念場。橋を渡り、梯子を下り、雨で濡れ、滑りやすくなった涸れ沢の急登を息を切らしつつ、2時間登りつめる。ようやく、斜度がなくなり、木道に出る頃には、日の入り間近。ヘッデンを覚悟する。
薄闇の中、周囲を見渡せば、黒部五郎、笠ヶ岳、三俣蓮華、水晶、薬師。雄大な峰々の連なり。薄暮の中に浮かび上がるシルエット。息を飲むほど美しい。ふと、気がつけば、槍の穂先が雲海の中に突き出ている。NGCさんには申し訳ないが、この時間、この道を歩けて本当に幸せだと感じる。太郎平方面の夕焼けも美しい。明日はよい天気だろう。
完全に日没を迎え、冷え込みが厳しくなる中、グローブを取り出し、防寒着を着込み、ヘッデンの明かりで慎重に木道を進む。遠くに小屋の灯りが見える。19時、雲の平小屋着。見上げれば満点の星空。テントは冷え込むだろうが、我々は、気持ちのよい小屋でゆっくりと休もう。
行動時間:11時間
歩行距離:約15キロメートル
(2日目)
6時30分、快晴の中、小屋を発ち、まずは、祖父岳へ向かう。長めの休憩後、8時20分、三俣方面へ向かうNGCさんと頂上で別れ、ひとり鷲羽岳を目指す。岩苔乗越上部でザックをデポし、ワリモ岳を経由し、鷲羽岳頂上まで駆け上がる。9時20分、頂上着。裏銀座コースを見渡す。今日は、どこまで行けるだろうか。来た道をとって返し、水晶小屋へ。小屋前にザックをデポし、水晶岳へ向かう。11時、山頂着。長大な読売新道をじっくりと眺め、小屋へ戻る。
12時、水晶小屋発。真砂岳山腹を巻き、14時、野口五郎岳着。休憩後、烏帽子小屋を目指す。途中の三ツ岩は、山腹を巻く。16時30分、小屋着。かなり混んでいるが、何とか、布団一枚を確保。夕刻からは、ガスで展望なし。
行動時間:10時間
歩行距離:約18キロメートル
(3日目)
5時50分、小屋発。6時30分、若干のクライミング気分を味わいつつ、烏帽子岳山頂。7時50分、南沢岳、9時10分、不動岳通過。ここから船窪岳までは、アップダウンがきつく、ロープや梯子が連続する。小屋で耳にした話では、昨日、1名が滑落し、ヘリが出動した模様。ザレている箇所も多く、体力に加え、神経も消耗する。12時ちょうど、船窪岳通過。すでにかなりの疲労感。今日は、山頂からしばらく下った船窪乗越から、針ノ木沢に降り、針の木小屋まで登り返す。
12時40分、針ノ木沢出合。ここからしばらく、徒渉を繰り返しつつ、沢を遡行。できるだけ靴を濡らさないよう、神経を使う。踏み跡とケルンを目印に何とか登り返し地点を探しだす。行き交う登山者は、皆無。上空のガスも濃くなっており、一刻も早く小屋に着きたい気持ちが膨らむが、まずは、久しぶりの使い放題の真水で顔を洗い、気持ちを落ち着かせる。
ここからが今日の正念場。体力的なキツさもあるが、ルーファイを誤らないよう、何より、足を滑らせて沢に滑落しないよう、最新の注意を払いつつ進む。ポイントごとにしっかりとした目印が岩にスプレーしてあるが、慎重に歩を進めなければ、見落としてしまいそう。道中、ロープが張ってある箇所も複数。ようやく水が枯れ始める辺りまで登り返し、一息つく。
この後は、尾根歩きになるため、しっかりとボトルに給水。沢から外れ、気持ちは、随分と楽になるが、岩場歩きでかなり脚力を消耗しており、ここからの登り返しは、相当キツく、歩いては立ち止まりを繰り返し、15時15分、ようやく、針の木小屋着。道中行き交う登山者の数からは、混雑はないと確信していたとおり、2段ベッド上段の片隅に布団一枚を確保。
行動時間:9時間30分
歩行距離:約13キロメートル
(4日目)
6時30分、小屋を発ち、縦走路をとって返し、まずは、蓮華岳往復。快晴。大町市内一望。雲海の上、富士の頂もはっきりと見える。9時、再び小屋を発ち、針ノ木岳へ向かう。斜度がないところはさほどでもないが、急登は足に堪える。針ノ木山頂でゆっくりと休憩し、スバリ岳へ。最後の急登は、足がふらつく。10時30分、スバリ岳着。12時、赤沢岳通過。鳴沢岳を経由し、13時10分、新越山荘着。給水。岩小屋岳を経由し、14時45分、種池小屋着。このまま冷池山荘まで歩を進めてもいいが、その場合、明日の下山路は、長い赤沢尾根か遠見尾根。下山後の交通機関の便も考慮すると、扇沢に下りるのが最適と判断。明日、爺ヶ岳を往復することとし、行動を終える。
行動時間:8時間15分
歩行距離:約13キロメートル
(最終日)
5時10分、荷物をデポし、爺ケ岳を目指す。思ったより、身体は軽い。天気は快晴。爺ヶ岳の向こう、手の届くような距離に鹿島槍。5月上旬に鎌尾根を登った際には、南峰止まり。コースタイム上は、やや厳しいが、思い切って鹿島槍を目指す。爺ヶ岳の山腹をトラバースし、6時10分、冷池山荘通過。7時10分、南峰着。登り返して、7時30分、北峰。
この先は、さすがに時間切れ。五竜、唐松、白馬、どこまでも歩けそうだが、昼過ぎには、扇沢に下っておきたい。この5日間、ほぼ天候に恵まれ、展望には全く心残りはない。あとは一路、小屋まで戻るのみ。9時、冷池山荘で給水。登り返して、爺ヶ岳中峰、9時30分。冬に敗退した東尾根がよく見える。届きそうだったような、やはり無理だったような。9時45分、南峰通過。10時05分、小屋着。
残った食料を胃袋に詰め込み、10時40分、小屋発。柏原新道を一気に下る。途中、一度前のめりに転倒。扇沢の駐車場が目前に迫り、気が抜けたか。再び、集中し、12時5分、下山完了。同15分、扇沢バスターミナル着。12時30分発のバスで大町温泉郷下車。久しぶりの入浴。帰沢。
行動時間:7時間
歩行距離:約18キロメートル
2015年9月16日水曜日
上順尾山、大倉山(会間交流登山)
実施日:2015年9月13日(日)
参加者:14名(金沢ハイキングクラブ4名、白山フウロ山岳会1名、チャムラン山の会9名)
会間交流登山を行ないました。
今回の山行は、チャムラン山の会の標識設置山行も兼ねての実施です。
標識は『上順尾山』と『赤堂山』を設置予定。
前日は天気予報が怪しすぎで実施するか悩みまくりましたが、
小雨程度で回復傾向なので何とか行けるだろう!ということで実施です。
朝の集合から空はどんより黒い雲。
気のせい!?と、ポツンポツンとあたる雨を無視して登山口へ移動。
登山口で傘や合羽を準備してスタートしました。
入口はひどい籔。顔にパシパシあたる薮を手でブロックしながら進みます。
雨がだんだん強くなってきたけれど、最初の目的地『上順尾山』へは無事に到着。
標識を設置して、記念撮影!
その後『順尾山』、『大倉山』を目指し雨の中もくもくと突き進みました。
が・・・、『大倉山』でザザ降りに。
その先『赤堂山』へ向かう登山道もかなりの籔の様子で、
今回はここで引き返すことを決断!
残念ですが、お天気には敵わないですからネ。
途中、30分程お昼休憩をとって登山口へと戻りました。
皮肉なもので、登山口へ着くころには雨も上がりお日様が出てくる始末。
ま、そんなもんですネ。お山って。
参加の皆さんお疲れさまでした。
参加者:14名(金沢ハイキングクラブ4名、白山フウロ山岳会1名、チャムラン山の会9名)
会間交流登山を行ないました。
今回の山行は、チャムラン山の会の標識設置山行も兼ねての実施です。
標識は『上順尾山』と『赤堂山』を設置予定。
前日は天気予報が怪しすぎで実施するか悩みまくりましたが、
小雨程度で回復傾向なので何とか行けるだろう!ということで実施です。
朝の集合から空はどんより黒い雲。
気のせい!?と、ポツンポツンとあたる雨を無視して登山口へ移動。
登山口で傘や合羽を準備してスタートしました。
入口はひどい籔。顔にパシパシあたる薮を手でブロックしながら進みます。
雨がだんだん強くなってきたけれど、最初の目的地『上順尾山』へは無事に到着。
標識を設置して、記念撮影!
その後『順尾山』、『大倉山』を目指し雨の中もくもくと突き進みました。
が・・・、『大倉山』でザザ降りに。
その先『赤堂山』へ向かう登山道もかなりの籔の様子で、
今回はここで引き返すことを決断!
残念ですが、お天気には敵わないですからネ。
途中、30分程お昼休憩をとって登山口へと戻りました。
皮肉なもので、登山口へ着くころには雨も上がりお日様が出てくる始末。
ま、そんなもんですネ。お山って。
参加の皆さんお疲れさまでした。
2015年9月11日金曜日
★募集登山のお知らせ★
<<この募集は9月11日に締め切りました>>
一般の方を対象に募集登山を行ないます。
行先は飛騨の名峰『笠ヶ岳』です。
「笠ヶ岳に登りたい!」という方はもちろん、
「チャムラン山の会ってどんな会?」と興味のある方も、
そうでない方でもみなさんご参加ください!
申込み締め切りは9月11日(金)です。
一般の方を対象に募集登山を行ないます。
行先は飛騨の名峰『笠ヶ岳』です。
「笠ヶ岳に登りたい!」という方はもちろん、
「チャムラン山の会ってどんな会?」と興味のある方も、
そうでない方でもみなさんご参加ください!
申込み締め切りは9月11日(金)です。
2015年8月24日月曜日
白山・加賀禅定道日帰り(個人山行)
期 日:平成27年8月23日(日)
行き先:白山(大汝峰、御前峰)
ルート:岩間林道入口~ハライ谷登山口~
加賀禅定道~白山
参加者:KSN(単独)
天 候:曇のち雨
距 離:約35キロメートル
標高差:約2100メートル
時間計:14時間30分
登 り:約8時間30分
下 り: 約5時間30分
(参考)
標準コースタイム
一里野温泉~室堂
距離:18.2キロメートル
登り:11時間20分
下り:8時間30分
前夜は、岩間林道ゲート前の駐車場で車泊。夜半、 一時やや強い雨。3時30分起床。4時、ヘッデン歩行開始。 ゲート横から林道に入る。4時10分、ハライ谷登山口着。 真っ暗な登山道を黙々と登る。雨上がりで湿度が高く、 思いのほか水分を消費する。 2リットルのハイドレーションを準備してきたが、 室堂までもたないのではという不安がよぎる。
九十九折りの急登が終わる頃、かすかに空が白み始める。 あたり一面は、濃いガスの中。樹間からは、 絶え間なく水滴が降り注ぐ。檜新宮で一息入れた後、 シカリ場分岐を左に折れ、奥長倉避難小屋まで一気に進む。道中、 展望がよい箇所からは、青空を望むことができ、 ぐっとテンションがあがる。
避難小屋から美女坂の頭までの急登は、前半の難所だが、今回は、 さらに幸か不幸か、登山道の刈り払いが終わった直後であり、 青々としたクマザサが一面に敷き詰められ、 たっぷりの朝露と相まり、足元が滑り、大変苦しめられた。
8時、美女坂の頭に上がる。距離としては、 ここまででおよそ半分。この先は、 なだらかな稜線歩きがしばらく続くため、 少し楽になるかと思ったが、露払いがいないため、 足を踏み出すたびに朝露で登山靴がぐっしょりと濡れる。 天池を過ぎる頃には、ついに耐えきれず、靴を脱ぎ、 中敷きと靴下を絞り、しばらく天日乾燥。ちょうどこの頃、 下山中の男性3人パーティとすれ違う。結局、 道中出会った登山者は、この3人のみ。
気を取り直し、遅れを取り戻すべく、ペースを上げて進むが、 ここから四塚までが実に遠い。四塚山頂直下の急登では、 何度も立ち止まり、息をつぐ。ようやく石塚までたどり着き、 一息。大汝峰が目前に迫り、失いかけた気力が再びよみがえる。
気持ちを新たに歩き続け、11時30分、大汝峰着。久々に人の話し声を聞く。感慨もそこそこに、 もう一踏ん張りして、御前峰を目指す。最後の岩場を登攀中、 振り返ると、剣ヶ峰山頂に人影が見える。よい機会なので、 休息も兼ね、しばらく下山ルートの取り方を観察させてもらう。
12時20分、御前峰着。室堂平までは、よく見渡せるが、 下界は、ほぼ雲海の中。しかしながら、もとより今回は、 展望は二の次。早々に山頂を後にし、室堂センターへ向かう。 室堂から大汝直下までの登り返しを考えれば、できれば、 高度を下げたくはないが、水を補給するためには致し方ない。 ハイドレーションの水は、山頂でちょうど底をついている。
13時室堂発。帰りは、まさに時間との勝負だったが、 四塚を過ぎた頃、ガスに巻かれはじめ、美女坂では、 ついに本降りとなる。雨に濡れたクマザサに何度も滑りつつ、 とにかく足を前に出すことだけを自分に言い聞かせる。16時、 奥長倉避難小屋通過。一瞬、ビバークが頭をよぎるが、明日、 雨があがるという保証はなく、日没ギリギリになっても、 下山することを選択する。
檜新宮を過ぎる頃には、さらに雨脚が強くなり、登山道には、 水が溜まり、特に杉林の中は、川になっている。 慎重に歩きたいところだが、夕暮れも迫っており、 ペースは落とさない。ようやく、 登山道が九十九折りとなる地点までたどり着いたときには、足の踏ん張りがほとんどきかない状態。 最後は、まさに足をひきずらんばかりにして、 ようやく下山完了。
行き先:白山(大汝峰、御前峰)
ルート:岩間林道入口~ハライ谷登山口~
加賀禅定道~白山
参加者:KSN(単独)
天 候:曇のち雨
距 離:約35キロメートル
標高差:約2100メートル
時間計:14時間30分
登 り:約8時間30分
下 り:
(参考)
標準コースタイム
一里野温泉~室堂
距離:18.2キロメートル
登り:11時間20分
下り:8時間30分
前夜は、岩間林道ゲート前の駐車場で車泊。夜半、
九十九折りの急登が終わる頃、かすかに空が白み始める。
避難小屋から美女坂の頭までの急登は、前半の難所だが、今回は、
8時、美女坂の頭に上がる。距離としては、
気を取り直し、遅れを取り戻すべく、ペースを上げて進むが、
気持ちを新たに歩き続け、11時30分、大汝峰着。久々に人の話し声を聞く。感慨もそこそこに、
12時20分、御前峰着。室堂平までは、よく見渡せるが、
13時室堂発。帰りは、まさに時間との勝負だったが、
檜新宮を過ぎる頃には、さらに雨脚が強くなり、登山道には、
早朝は、濃いガスの中
シカリ場を過ぎ、ようやく展望が開く
百四丈の滝も美しく見通せる
しかし、目指す本峰は、はるか彼方
足元さえ濡れていなければ
見るからに快適な尾根歩き
だがしかし、しばし、天日乾燥
四塚山の登り(かなりキツイ)
ようやく塚が見えてほっと一息
眼前には、大汝峰
(もう一息)
ここまでくれば御前峰まで
(下界は、厚い雲海の下)
果てしない帰り道
花を撮っているとちょうどガスが出てきた
(以降は、本格的な雨)
2015年8月17日月曜日
剱岳・源次郎尾根(個人山行)後編
翌日、2時起床。ダウンを着込んで寝たため、 寒さで目が覚めることはなく、 テントも周辺とは少し距れて設営できたため、静かな夜を過ごす。 テント内で朝食をとり、3時には、ヘッデン歩行開始。
別山尾根経由でアタックする単独行の登山者数人の灯りが遠く に見える。小屋脇の剱沢への下降点を無事過ぎると、 数十分で雪渓に出る。軽アイゼンとストックを準備していると、 すぐに3人パーティが追いついてくる。聞けば、今日は、 八ツ峰のGフェースからアタックするとのこと。
早朝の雪渓上は寒いかと思い、雨具を着込んできたが、 それほどでもない。何より、見上げれば、 左右の稜線に切り取られた天空には、満天の星々。 寒さは微塵も感じず、雲一つない夜空に本日の快晴を確信する。 ほどなく、源治郎尾根取り付きの目印となる岩を見つけ、 夜明けを待ちつつ、登攀装備を整える。
4時25分、登攀開始。いきなり、 お助けロープ付きの岩場があらわれ、少々もたつくが、以降は、 手元も明るくなり、ぐんぐん高度をかせぐ。 八ツ峰から朝日がのぞく頃、振り返れば、剣沢ははるか下。後立山連峰も美しい。
Ⅰ峰までたどり着くと、早くも剱の頂が目に入る。ぐっとテンションが高まる。ここから、Ⅱ 峰までは登り返しとなるが、さほど厳しくはない。間もなく、 懸垂地点に到着。さすがに高度感はあるが、 今日は我々が一番手なので、 落ち着いてゆっくり準備にとりかかる。下降用の支点には、 鎖のほか、捨て縄がいくつもかけてあり、どれを使おうか迷うが、 えいやとロープ(50メートル)をセットし、懸垂開始。
懸垂点以降は、少し緩くなった斜面をひたすらピークまで登り詰める。 太陽も高くなり、やや暑くなってきたが、周りの稜線には、 雲もガスもなく、快適に登っていく。
徐々に登頂者の話し声が大きくなってくる頃、9時前、 思ったよりも早く、ピークにたどり着く。快晴、無風。 かえりみれば、源次郎尾根の全ぼうが見渡せるほか、 剣沢の彼方には、薬師岳。海側、早月尾根の向こうには、 富山湾も眺めることができる。
ところが、余韻に浸ること十数分。 どこからともなくガスが湧き上がり、 あっという間に周りの山々は雲の中。 あまりの突然の出来事に言葉もない。まさに幸運。 こうなれば、通常ルートの鎖場の渋滞も気になり、名残惜しいが、 下山を開始する。
帰路は、登山者の数自体はさほどでもなかったが、やはり、 鎖場付近は、軽い渋滞中。帰りの最終バスの時刻もあり、 できれば早めにテン場まで戻りたいところだが、焦らず、 順番を待つ。
12時、幕営地着。軽く昼食をとり、テント撤収。テントの数は、 驚くほど少なくなっており、察するに、 今日はどのパーティも下山日だった模様。13時、剣沢を後にし、 別山乗越を目指す。15時30分、室堂着。
別山尾根経由でアタックする単独行の登山者数人の灯りが遠く
早朝の雪渓上は寒いかと思い、雨具を着込んできたが、
4時25分、登攀開始。いきなり、
Ⅰ峰までたどり着くと、早くも剱の頂が目に入る。ぐっとテンションが高まる。ここから、Ⅱ
懸垂点以降は、少し緩くなった斜面をひたすらピークまで登り詰める。
徐々に登頂者の話し声が大きくなってくる頃、9時前、
ところが、余韻に浸ること十数分。
帰路は、登山者の数自体はさほどでもなかったが、やはり、
12時、幕営地着。軽く昼食をとり、テント撤収。テントの数は、
源次郎尾根に取りついてすぐの岩場
(手前にお助けロープが見える)
その後は、ぐんぐん高度をかせぐ
ここは、少しいやらしい
八ツ峰が美しい
思わず、見とれる
Ⅰ峰から眺めるⅡ峰
間もなく懸垂地点
(なかなかの高度感)
懸垂ポイントの支点
懸垂の様子
懸垂ポイントを見上げる
山頂からの源次郎尾根全貌
左、八ツ峰 右、源次郎
帰りの鎖場はやはり渋滞中
梯子も順番待ち
別山尾根から眺める源次郎尾根
(中央Ⅰ峰、左Ⅱ峰)
剱岳・源次郎尾根(個人山行)前編
期 間 : 平成27年8月15日(土)~16日(日)
参加者:K、KSN(2名)
ルート : 剣沢幕営地~源次郎尾根~剱岳~別山尾根~幕営地
天 候:晴れ後曇り(ほぼ無風)
距 離:上記ルート7.2キロ
時 間:上記ルート9時間(尾根末端~山頂:4時間30分)
初日は、剱沢で幕営予定のため、少しゆっくりと金沢を出たことから、 立山駅の駐車場は満杯。 いきなり1キロ近く歩かされることになったが、幸運にも、 当日は「石川県民感謝デー」期間中のため、往復料金が2割引。 さらに、旧盆期間中で観光客が多いため、 駅から直行バスが運行されており、乗り継ぎなしで、 楽々と室堂まで上がる。
室堂の天候は曇り。ターミナルを出ると、さすがに肌寒い。 気温は、当日9時で14度とのこと。明け方には、 10度を切るかと思うと、 真夏用のシュラフでは少し薄すぎたかと後悔する。
観光客の間をすり抜けつつ、雷鳥沢へたどり着き、 吹き出す汗をぬぐいつつ、別山乗越を越える。3時過ぎ、 剱沢にて幕営。すぐさま、翌朝のヘッデン歩行に備え、 剱沢小屋まで下降し、剣山荘との分岐地点を確認。
テン場に戻り、遠目から、源次郎尾根のⅠ峰、Ⅱ峰、 懸垂地点を確認しつつ、夕食をとる。時折、 雲間から日差しが射すが、剱の山頂は、終始ガスの中。 明日の好天を期待し、早々にシュラフに潜り込む。
参加者:K、KSN(2名)
ルート : 剣沢幕営地~源次郎尾根~剱岳~別山尾根~幕営地
天 候:晴れ後曇り(ほぼ無風)
距 離:上記ルート7.2キロ
時 間:上記ルート9時間(尾根末端~山頂:4時間30分)
初日は、剱沢で幕営予定のため、少しゆっくりと金沢を出たことから、
室堂の天候は曇り。ターミナルを出ると、さすがに肌寒い。
観光客の間をすり抜けつつ、雷鳥沢へたどり着き、
テン場に戻り、遠目から、源次郎尾根のⅠ峰、Ⅱ峰、
幕営地から源次郎尾根を望む
(中央がⅠ峰、左隣がⅡ峰)
テン場の様子
思ったより空いている
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