2013年12月26日木曜日

白浜 再び

日程 : 2013年12月21日、22日
メンバー : 山本俊 + あこがれ(11名) + 大阪労山重鎮(Aさん)
 
 今回、山本俊が石川へ戻るということで、送別会と忘年会を兼ねて、総勢13名で2日に渡り
白浜でクライミングを企画してもらった。
 
(1日目) 晴れ <風が強く、天候の割に肌寒い>
     今回の遠征は、腕に張りがあったので、あまり登らず、他の方の登りを見て、目標の、
    「滝」(5.10b)をトップロープで登れれば良いと思っていた。
    しかし、最後ということもあり、「スフィンクス」(5.10a)<★★★>をリードでと促され、
    トライしてみた。ハング乗越(左写真)があり、厳しかったが、なんとか、レッドポイント
    できた。以前来たときには、トップロープだったが、今回はリードで登りきった。
    午後から、「滝」ルートのある場所に移動し、「滝」をトップロープで2トライし何とか登った。
    夕方、田辺市駅前の宿(¥2500/泊)に移動し、岩談義とお酒を楽しんだ。
    そこで、サプライズで山本俊の登攀中のベストな写真や、関西の色々な岩場の資料、
    「雪彦山」というオ・サ・ケを頂き皆さんの思いが心に沁みた。


 

(2日目) 晴れ <微風だが、陽射しの為、薄い長袖で十分な気候>
      石川に戻るということで、白浜の観光地、三段壁(さんだんぺき)にあるという、
     岩場に案内してもらった。流石に、観光客の目もあるので、今回は登らない。
     (上支点はステンであったが、中間はリングのため、落ちるほどのテンション掛けは怖い)
     その後、1日目の岩場に移動し、昨日登らなかった「滝の右」(5.10b)をトップロープで
     「マドンナ」(5.9)をリードで登った。
     その後、右写真のクラックのあるきついルーフで、看板ルートでもある、
     「ギャートルズ」(5.11a)<★★★>にAさんがマスターオンサイトトライするので、
     眺めていた。何度見ても、すごいルーフだ!やがて上部をジャミングをして、
     ルーフを登り始めた頃、ガバホールドが剥がれて、フォール。
     やはり、外岩は怖い。だが、Aさんはそこから終了点まで登った。
     トップロープでトライさせてもらうつもりだったが、フォールと、ジャミングの手の流血
     を見ると、実力以上のトライに足が竦んで、中止とした。
     そこで、そのルートの横にある「マンモ」(5.10b)をマスターオンサイトトライすることとした。
     時間的にも、最後のトライとなるため、慎重かつ、大胆にトライしなんとか成功した。
     これが、今回最難の成果となり、しばらく来れない関西岩場の最高グレードを最後で登り
     成功したことはとても感慨深い。
     ここはクリスマスの時期にポカポカで、岩棚上に上がり、トップロープを掛けられる、
     良い岩場。ぜひ、石川のメンバーとまた来たい。

2013年12月1日日曜日

ポカポカ陽気の白浜で岩登

    
   場所 : 白浜 ニューいそぎエリア 
   日付 : 2013年12月01日(日) 晴れ
   メンバー : 山本俊 + (あこがれメンバー)2名
 
 本日、和歌山市を8:30頃に出発し、駐車場所からしばらく橋側へ、歩くと海側に下る、釣り人も利用する、細い道があり、岩場のある海辺へ到着。アプローチは非常に短い。
 

←(スフィンクス等のある側) 左端が スフィンクス

ここのエリアは、歩いて上の棚に上がれて、
全て、トップロープをかけることができるので、
上部支点にトップロープをセットした。

 今回は、
プロフィール(5.7~)
スフィンクス(5.10a)※リードも可


                                                       
 ←(玉子っち等のある側)※棚上に丸い岩

ここも、上に歩いてあがり、トップロープをセットできる場所。ここも、トップロープをセット。三方を岩で囲まれ、海風がないときには、風を遮りポカポカ陽気の良いステージ状の棚がある。

 今回は、
滝の右(5.10b) ※写真右
マドンナ(5.9) ※写真はここを登攀中
夕焼(5.9)  ※写真左外で写っていない
玉子っち(5.11a:ホールド破損グレード不明に!)
       ※リードも可能。写真中央。
玉子っちは、難しくすぎてテイクオフできなかった。


この岩場は、全体的に、傾斜が強く、低グレードでも少し被っていて、腕に疲労が貯まりやすい。
あと、12月に外でクライミングができる、数少ない場所であることが強く感じられた。北陸に長年住む者には信じられない天国であった。また、終了点の支点はしっかりしているので安心。だが、バックアップはしっかり取りたい。そうすればすべてがトップロープで登れ、初心者にも安全に登れる、良いエリアだ。北陸の雪の季節に、雪遊びを少しクールダウンし、ここに来るのも良いのではないかと思う。金沢市からなら、5時間程で到着するはずである。1泊2日なら、十分楽しめると思うので、ぜひ、会のみんなと冬に訪れたい。一緒にぜひ、行きたいな。