日程 : 2013年12月21日、22日
メンバー : 山本俊 + あこがれ(11名) + 大阪労山重鎮(Aさん)
今回、山本俊が石川へ戻るということで、送別会と忘年会を兼ねて、総勢13名で2日に渡り
白浜でクライミングを企画してもらった。
(1日目) 晴れ <風が強く、天候の割に肌寒い>
今回の遠征は、腕に張りがあったので、あまり登らず、他の方の登りを見て、目標の、
「滝」(5.10b)をトップロープで登れれば良いと思っていた。
しかし、最後ということもあり、「スフィンクス」(5.10a)<★★★>をリードでと促され、
トライしてみた。ハング乗越(左写真)があり、厳しかったが、なんとか、レッドポイント
できた。以前来たときには、トップロープだったが、今回はリードで登りきった。
午後から、「滝」ルートのある場所に移動し、「滝」をトップロープで2トライし何とか登った。
夕方、田辺市駅前の宿(¥2500/泊)に移動し、岩談義とお酒を楽しんだ。
そこで、サプライズで山本俊の登攀中のベストな写真や、関西の色々な岩場の資料、
「雪彦山」というオ・サ・ケを頂き皆さんの思いが心に沁みた。
(2日目) 晴れ <微風だが、陽射しの為、薄い長袖で十分な気候>
石川に戻るということで、白浜の観光地、三段壁(さんだんぺき)にあるという、
岩場に案内してもらった。流石に、観光客の目もあるので、今回は登らない。
(上支点はステンであったが、中間はリングのため、落ちるほどのテンション掛けは怖い)
その後、1日目の岩場に移動し、昨日登らなかった「滝の右」(5.10b)をトップロープで
「マドンナ」(5.9)をリードで登った。
その後、右写真のクラックのあるきついルーフで、看板ルートでもある、
「ギャートルズ」(5.11a)<★★★>にAさんがマスターオンサイトトライするので、
眺めていた。何度見ても、すごいルーフだ!やがて上部をジャミングをして、
ルーフを登り始めた頃、ガバホールドが剥がれて、フォール。
やはり、外岩は怖い。だが、Aさんはそこから終了点まで登った。
トップロープでトライさせてもらうつもりだったが、フォールと、ジャミングの手の流血
を見ると、実力以上のトライに足が竦んで、中止とした。
そこで、そのルートの横にある「マンモ」(5.10b)をマスターオンサイトトライすることとした。
時間的にも、最後のトライとなるため、慎重かつ、大胆にトライしなんとか成功した。
これが、今回最難の成果となり、しばらく来れない関西岩場の最高グレードを最後で登り
成功したことはとても感慨深い。
ここはクリスマスの時期にポカポカで、岩棚上に上がり、トップロープを掛けられる、
良い岩場。ぜひ、石川のメンバーとまた来たい。