目的は、毎年なかなかタイミングが合わない、笈と新緑の組み合わせの撮影。
トレーニングを兼ねて、デジタル一眼一式と中判フィルムカメラ一式と大型三脚でザック重量35kgに調整して、朝5:00に中宮発電所を出発。
最初の急な階段に雪はないが、倒木が2箇所あった。荷物が重いので、貯水池までで汗だく。
後は所々に雪の残る登山道を、ひたすら登る。頂上手前の登りだけ残雪だった。
頂上着は7:20。天気予報に反して曇り空で、笈も白山方面も霞んでいる。
撮影にはイマイチなので、笈方面の行ける所まで行ってみる事に。
頂上付近のブナ林は、素晴らしい新緑。
頂上からの下りは結構残雪が続いている。鞍部手前には雪が途切れたが、うっすらとした踏み跡があって、次の1271mピークへは到達。ピークには残雪があった。
ここから先はヤブが酷そうなので、空荷で様子見に行ったが次の1312mピークへ登る辺りで諦めて1271mピークへ引き返した。
だんだん天候も良くなってきて、日差しも出てきた。笈もはっきり見えている。
帰りは、ブナオへの登り返しで新緑のブナ林の撮影をじっくり楽しんで、発電所に下山したのは14:30だった。