2015年3月10日火曜日

爺ヶ岳・東尾根(敗退・個人山行)

日時:2015年3月7日~8日
メンバー:KSN,YT

3/7
・08:25 鹿島山荘(鹿野家)出発
・10:45 P1331m
・11:58 1476m
・13:58 △1767m
・15:42 P3(1978m)
・15:50 BC設営
3/8
・05:55 BC出発
・06:50 P2手前敗退
・07:55 BC撤収
・10:55 鹿島山荘着

一泊二日の予定で爺ヶ岳に東尾根から登る。
まあまあ良い天気予報に期待をしたが、山にはどんよりと雲がかかっている。
鹿島山荘の裏から取り付き、いきなりの急登にあえぐ。
下部の腐った雪と高めの気温に、大汗をかいてしまった。
トレースは雪に埋もれて見えないが、たまに踏むとデコボコで逆に厄介だった。
主稜線の雪に期待したが、終始スネからそれ以上のラッセル。
まったくスピードは上がらず…
真東に伸びる尾根なので、雪庇の方向が右に左に定まらず。視界が無いと苦労しそうだ。
2時間遅れでP3に到着。ここから爺ヶ岳の展望があるはずだが、まったく見えず。
今晩の幕営地は、そこから少し進んだ所とした。
気温が高めだったが、就寝中にサラサラと雪が降っていた。
朝起きると5cm程度の積雪。さらに雪の条件が悪くなった。
出発するも、やはりスピードがまったく上がらない。
予定ではP2まで1時間だが、半分も進めない。
この調子では登頂は難しいと判断。
早々に撤退を決める。(展望も無いし…)
下りはさすがに速いが、足の裏に雪がくっつく雪ダンゴ。
何度もコケて、まさしく転がるように下山した。
下から見ても1200mくらいから上が、線を引いたように雲に覆われていた。
また、再挑戦する山を増やしてしまった。