2020年12月29日火曜日

【個人山行】西穂高岳

【個人山行】西穂高岳 2020年12月29日(水) 登り納めに、ことし最初で最後のアルプスに行ってきました。 笹津や神岡あたりで通行止めや交互規制があり、思いの外時間がかかり、ロープウェイの始発を逃しましたが耐風姿勢をとったのは一度だけでいつもの雪混じりの爆風には悩まされず13時前には山頂着。 無事最終便前には下山しました。 何度か行っていて危ないところはわかっているんですが、一番の核心の西穂直下は今回ルート取りをミスし、ガレ場を直登することになり、持てる限りの力で何とか切り抜けましたが、正直、焦りました。 下山時は、上からよく観察してうまく降りられたので、反省です。 雪がついてると、動く岩かどうかわからず手をかけた岩がことごとく下へ落ちていくわ、アイゼンでキョン(ムーヴ)しながらピッケルのピックを岩のクラックに差し込んで・・とか古いリングボルトにピックやカラビナかけてちょっと休憩とか とにかく必死でした。独標以降は、トレースありましたがひとり旅。 小屋泊早朝発のガイドツアー6名とすれ違ったのみだったのですが、山頂に着いたらソロの先着者がいてなんで??と思いましたが聞いてみれば、西尾根の方でした。 白山も雲がなく、終日よく見えていましたので別山組も楽しめたのではないでしょうか。 そうそう、ビックリしたことが一つ。始終、強い西風にさらされていたのでサングラスはしてましたが、メガネにもかなりの負荷がかかったのでしょう。ネジが両方とも緩んで、小屋まで降りてきたときには、レンズが落っこちそうになっててあわててナイフの先で絞め直しました。気を付けないとなりません。 あと、いつも課題のグローブは、前回に引き続き、テムレスと耐寒作業用の手袋の二枚重ねで大丈夫でした。 それでは、皆さま、よいおとしを。 来年は、「牛」の山ですね。 どんなところありますかね?