2013年5月19日日曜日

爺ケ岳~鹿島槍ヶ岳(テント泊)

日時:2013年5月3日~4日
メンバー:M.Y 、M.N


  
残雪期に後立山連邦の盟主である鹿島槍ヶ岳を目指す人気ルートとして、爺ケ岳南尾根~爺ケ岳~鹿島槍ヶ岳への入山者は多い。
天気予報では、晴れが続くが寒気の流れ込みで4日まで寒いとのこと。
(3日)
6:40
 柏原新道登山口の駐車場は、ほぼ満車の状況であった。
7:14
 出発 残雪の残る夏道をたどり1800mあたりから尾根通しの積雪期ルートに入る。
 気温が低く凍った尾根筋を木の根を傷つけないため2000mあたりまでアイゼンを装着せず進む。
 2000mから2300mのジャンクションまでは、尾根の東側に続く残雪を快適に登る。
10:38
 南尾根のジャンクション到着。白い白い爺ケ岳を仰ぎ見る。
 ここからは、部分的に雪が解けたザレ状のところと雪面を胸突きのいっきの登り。
12:05
 爺ケ岳南峰着。行く手に中峰、北峰、そこから下って鞍部から少し登って赤い屋根が出ている冷池小屋、その奥に布引山、そして目指す鹿島槍ヶ岳を望む。
 白く聳える双耳峰は、盟主のシンボル。
 南側にに目を転ずれば、針の木岳、槍ヶ岳、穂高岳まで望める。
13:40
 爺ケ岳中峰の頂上を経てそこから北峰の下部をトラバースするが慎重な足の運びが求められるところである。赤岩尾根分岐を経て冷池小屋に到着。
 すでにテントが6張りほどあったが、ほとんど本日入山者のものばかり。
 “雪庇に注意”の標識を確認してテント設営。小屋にて缶ビール(製造 2013.4月上旬)を購入して一息つく。
 赤岩尾根ルートからも少ないながらも登ってくる。小屋泊まりの登山者も多く、30人は超えていただろう。
(4日)
5:50
 出発  朝は冷え込んで寝袋の横に置いていたペットボトルの水が、凍りかけていた。
 稜線は、風も強く気温も低いため体感温度は相当低く感じられる。目出帽無しでは頬が凍傷になりそうな状態。
 布引山直下の登りと鹿島槍南峰への直下の登りの2箇所が急登だが、さほど危険な状態ではない。
7:30
 鹿島槍南峰到着。 寒いので早々に下山にかかり9:00テント場着。
9:45
 テントを撤収して下山にかかる。
11:11
 爺ケ岳南峰
14:05
 柏原登山口に至る